▲結露で水分を吸い、壁からはがれ
 落ちたグラスウール(断熱材)

 住宅の骨格は、木材です。この木材は実はかなりの強度と耐久性に優れています。内部に人が生活していない木造の古いお寺などの建築物が、数百年の寿命を保って今も健在なものが珍しくはありません。
 しかし、一方で多くの住宅はそれほど寿命はけっして長くありません。アルミサッシと断熱材の普及で、逆に住宅の寿命が短くなりました。その一番の理由が内部結露(壁の中で汗をかく現象)です。強度と耐久性に優れた木材であっても、継続的に水をかけられた状態では、ひとたまりもありません。また、人が生活する住宅内部には、さらに大量 の湿気が継続的に発生します。その処理がしっかり出来ている住宅を建てることが、寿命の長い住宅を建てる大きなポイントになります。



 グラスに冷たい飲み物を注ぐとグラスの周りに細かい水滴が付着します。この水滴は、空気中に含まれる水蒸気が冷たいグラスの表面で冷やされて水滴に変わったものです。住宅の結露も同じ現象です。



 目に見えない所(壁の中)で起こるのが「内部結露」現象です。そして「内部結露」の最も恐ろしい点は、それが起こっても「分からない」ことです。10年、20年と住むうちに、木材が劣化して家にガタが来たり、カビ等によるアレルギーを経験することによってしか知ることはできません。そして寿命の尽きた家を取り壊す時になって初めて「内部結露」の証拠を目にすることになるのです。
 SHSが採用している「外張り工法」と「計画換気システム」では、この「内部結露」の心配が無くなります。よってSHSは、内部結露フリーの家です。



 従来の住宅では、住宅の隙間から空気が逃げていくことを前提に自然換気が行われていましたが、これでは、隙間から外気がどんどん侵入して来たり、室内の空気も逃げて行ってしまうので、いくら冷暖房をしても効果が少なく、室内が外気とあまり差がない温度環境になってしまいます。したがって、夏暑く、冬寒い住みにくい住宅になるばかりか、冷暖房経費も鰻登りになりエネルギーの無駄遣いになります。また、各部屋間の温度差や室内上下の温度差が結露やカビを発生させる原因ともなってしまいます。



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